感想 蘭〜緒方洪庵 浪華の事件帳〜

※ネタバレ含みます。

さとちゃん1人だけイケメンすぎない？

尊み…。瓦版買いたい…。全部買うから…。正体不明感が魅力的でしたね。謎が多いまま終わりましたが、江戸にいるめっちゃ美少女のお姫様に仕えてそうなイメージ。

3階席という悲劇に見舞われましたが、佐藤永典さんの圧倒的鼻筋が観れたので文句は言えない( ・×・)

コメディ色が非常に強かったです。

久本雅美さんのセンスと経験が立ちすぎて困っちゃう。

赤いきつねと緑の狸、髪が急に伸びた人などなど、兎に角笑えました。

前回はライビュだったので会場の広さはピンとこなかったのですが、新橋演舞場めっちゃ広い。また花道あるけどモニターからしか観えなかったです。あとモニター小さ過ぎィ！！

北翔さん演じる左近さん、男装の麗人であったり浪華講の綺麗な娘さんであったり、複数の面を持つ不思議な女性でしたが流石宝塚…！

歌は勿論、男らしい声や振る舞い完璧でした。

女性バージョンの時は色気が出てて美女オーラ満載…。そりゃCDも完売するよな。でも笛は壊れたんじゃなかったの？吹けるんかい結局。

若狭さんの喋りや仕草の飄々とした感じがドツボで震えました…。冒頭の紹介シーン好き。若狭左近で並ぶと絵になりますね。

奉行所コンビ、意外と好きです。あの阿呆っぽさが可愛い。味方になると便利、敵になると厄介。

主人公の章くん、後の緒方洪庵ですがギャグ系が合いますね。シリアスっぽさが無いかなぁ。声も高いですし、独特な雰囲気があって面白い役者さんでした！

アクションシーンの出来栄え。

ぶっちゃけイマイチ……。

前回観たのが薄桜鬼だからそう感じるのかもしれませんが、モタついた感じが気になります。

…左近さんは刀似合いすぎでしたけどね。

江戸時代らしさが上手に表現されていて世界にのめり込めました。舞台セットが良かったですね。物語もテンポよく進んでいっていたので疲れることなく楽しめました。

タイトル通り、天然痘に絡みつつ事件が起きるのですが意外と単純な結末だなと思いました。山城屋さんは最初からまぁまぁ怪しい…。そこも好き。

ラストシーンの桜が美しかったです…。いや、やっぱ薄ミュ桜舞すぎだってば。そういうものだから仕方ないけどね。

若狭さんと三吉さん…というか桂木一郎の探り合いはドツボでした。ああいう2人本当に好きです。

最後に左近さんと章くんがいー感じになるんですけど、そこの左近さんが本当にお姉様で抱いて欲しい。抱きたい、抱いて欲しい（錯乱）

章くんやるときはやる男ですね。左近さんがデレて章くんが無意識に攻める、みたいな…。尊い！！！

笑えて、ちょっと考えさせられるところがあって、それでもやっぱり沢山笑える作品でした。再演しないかなぁ。その時は一階で観たい…。本当に…瓦版買う…。